最近ジャンプ作品でも過去作、有名作品のリメイク版、再アニメ化など続々と驚くニュースが目立っています。
- チェンソーマンアニメ化
- SLAM DUNK (スラムダンク)映画化
- るろうに剣心再アニメ化
- BLEACH (ブリーチ)最終章アニメ化
- Hunter×Hunter連載再開
集英社の力の入れ具合と言いますか・・・最近の作品の映像化よりも数字がとれる?という理由かもしれませんが、長いジャンプ作品の中でも指折りな知名度抜群の作品が立て続けに2022年に映像化ラッシュが続いていますので、今回はその一つであるBLEACHについて取り上げたいと思います。
BLEACHのストーリー
BLEACHは久保帯人先生による作品で、2001年36/37合併号から2016年38号まで連載されていました。
約16年というジャンプ史の中でも長期間連載された作品です。
連載中は今も連載されているワンピース、NARUTOとともに人気のある作品として連載れていました。
以前もアニメ化されており、単行本は74巻で完結。
そんなBLEACHは、2022年10月から最終章となっている「千年血戦編」が最後までアニメ化されることが発表されています。
これまジャンプで連載されている中でのアニメだったので、時折原作が追いつくタイミングでアニメオリジナルストーリーが放送されるほどアニメ化されてから連載中はアニメもずっと放送されていました。
原作は、最終章直前までの死神代行消失編(単行本54巻)まで映像化されています。
千年血戦は、単行本55巻から74巻までの19巻分のストーリーが描かれることになります。
最後章は、滅却師と死神の戦いが描かれ、これまで明かされていなかった主人公黒崎一護の謎や霊王など、これまで謎に包まれている伏線が明かされることになります。
2022年10月より分割4クールでの放送とのことなので、長くBLEACHがまた楽しめるということです!
千年血戦編の見所
原作の最終章ということで、全ての伏線が描かれる章ですが、これまで死神との関係は示唆されているシーンは多々ありながら、あまり深掘りされていなかった滅却師と対立する物語がメインストーリー描かれます。
全ての伏線とは言え、ワンピースのような全方位に伏線が貼られているような漫画ではないので、そこまで残っているわけではありません。
- 黒崎一護の出生
- 死神と滅却師の対立
序盤でこちらの伏線が明かされ、滅却師の始祖であるユーハバッハとの最終決戦が描かれます。
千年血戦編は面白いのか?
今回10年ぶりにアニメ化される本作は、分割4クールで最終巻までアニメ化されます。
トータル19巻分となると、なかなか長いストーリーにも見えますが、正直全てを原作通りに進めると、中だるみ感が否めないのではないかと個人的に感じます。
個人的にはうまい具合にストーリーを圧縮して、見所を詰め込んだようなシナリオに期待してます。
ブリーチの作品は物語の始めから続いていた尸魂界を舞台に描かれ、空座決戦までの大きなストーリーが1番の盛り上がりだったのではないかと思っています。
最終巻まで読んでもそれは変わらずでした。
もちろん、所々見所はありますが、圧縮して詰め込んだストーリーの方が良かったかなと。最終巻まで出たタイミングで読んだわけですが、結構読み飛ばして見ていました。
それこそ、同じタイミングで放送されるチェンソーマンや鬼滅の刃は見所が凝縮されていました。
気になったしまった点として、
- 滅却師の新キャラが多すぎて、感情移入できない
- これまでの登場キャラがあっけなく負けすぎ、死にすぎる
- 主人公のパワーアップがこれまでよりも・・・?
新しい敵キャラの強さを描くためにかもしれませんが、これまでの登場キャラのあっけなさと新キャラの強さがあまり理解できないまま、退場していった感じです。
ブリーチのこれまでのメインストーリーが描かれた空座血戦編が終わり、新章死神代行消失編がアニメ化されていたわけですが、アニメもそこで終了していることからも、視聴率が大きく下がってしまったということは物語を知っているからこそ、納得してしまう部分が多いです。
しずか〜に盛り上がり、しずか〜に終わっていったというのが個人的感想です。
今回最終章がアニメ化されるわけですが、全てをそのまま映像化となると、終わるほど視聴率的なものが下がってしまうのではという不安が残っています。
ネットの反応を見ると期待の声も高いので、熱狂的なブリーチファンは未だ多くいるということでもあります。
果たして、BLEACH-千年血戦編-のアニメ化はどうなるのか?
原作が終了し、特別読切として「獄頤鳴鳴篇」が新しいストーリーも描かれており、続きがあるような終わり方をしています。
もしかすると、今回のアニメの評判次第で新作として発表されるかもしれません。
世間の反応が楽しみな作品として注目です。
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