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[第4巻までのあらすじ解説] 超人Xのストーリーをでサクッと知りたい人向け

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現在超人Xは最新28話まで連載されており、単行本は4巻まで発売されています。(※記事執筆時点)

まだまだ始まったばかりの漫画ですが、4巻までがこの漫画の魅力が詰めこまれているといってもいい内容となっております。

石田先生も4巻までのストーリーがこれまでの大きなストーリーとしての締めくくりとして描いているとの発言もあります。

4巻までのストーリーを一言で表すと、

「超人」を深掘りしていくための序章。
(タイトルにもなってるので当たり前ですがw)

超人がどのように世界と共存しているか、超人の能力や組織構成も4巻までのストーリーで出揃った感じではないでしょうか。

ここからは4巻までのストーリーを含みますので、ネタバレご注意。


超人X 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

トキオ超人覚醒編 第1話~

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

原作の序盤は、1話からの主人公である黒原トキオが超人Xになるきっかけのストーリーから始まり、これから超人として生きていくためのストーリーが描かれます。

  • 超人となり、これまでの生き方を変えざる終えなくなったトキオ
  • 同じタイミングで超人の薬を使うも、人間のままのアヅマとの関係

こちらをメインに描きながら、物語の世界観を深掘りしていく展開です。

特に、

  • 超人になるきっかけになった超人になるための薬を配っている謎キャラの一人「薬屋」(単行本4巻の表紙キャラ)
  • 飛行機事故を起こした張本人チャンドラ・ヒューム獣の超人を狙う塔の魔物

今後の展開に重要な役割を持っているキャラクターも伏線として描かれていきます。

白蛇の超人ナリ編 第4話〜

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

トキオが超人としてまだまだ不慣れで日常生活すら普通に過ごせない日々が続きます。

裏ではトキオとアズマが薬を使った事実が広まっており、その能力を試すために白蛇の超人ナリがトキオと接触します。

テストと称しトキオが襲われる中、飛行機事故に遭遇し超人として覚醒した乙田エリィに助けられます。

ナリは自分の超人能力を使いこなしており、トキオとエリィの2人を相手にしても苦にしていませんでした。

ナリの超人能力が、トキオと同じ分類の”獣化の超人”だったので、戦いの中で追い詰められるトキオも獣化の能力を覚醒させます。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

ハゲタカ」の能力を覚醒させ、追い詰められながらもナリと奮戦。

それでもトキオとエリィでは、ナリに勝つことはできず、ヤマトモリ」のキーパーである籠村シモンの登場とともに戦いは終幕。

ナリはヤマトモリにつかまり、その後尋問されることに。

SINKER(シンカー)編 第8話〜

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

白蛇の超人に襲われているところをヤマトモリに助けられ、トキオがヤマトモリの中で過ごすストーリーがメインに描かれていきます。

超人は全て「ヤマトモリ」に管理されています。
その中で、犯罪を犯すモノやはぐれ超人のような存在を取り締まる組織として位置づけられています。

超人として覚醒する理由は全て明らかにされていませんが、一般人が突発的になる可能性もあるようで、その一人「汐崎」が中心に物語が進んでいきます。

汐崎は沈下の超人で重力を操る超人です。
甲子園もとい甲辰園の途中で超人になってしまいます。

乙田エリィもヤマトモリの中で超人能力のコントロールを学んでいるようで、トキオも共に自分の能力のコントロールに励みます。

超人について40日間の講習を受けテストに合格すれば、登録証」が発行されるような仕組みでその中でも3段階でランクづけもされています。

  • A級
    →能力研究や社会貢献のために力を使える(ヤマトモリなど)
  • B級
    →やむを得ない場合のみ、力の使用を許可されている(トキオなど)
  • 登録なし
    →力を使うことを禁止されている(無許可で能力を使っている犯罪者など)

一度その登録証をもらえた汐崎は、自分のコンプレックスになっていた過去が原因で超人の能力を暴走させてしまいます。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

その暴走をヤマトモリのキーパーでさえ抑えることができず、エリィやトキオも巻き込まれてしまします。

超人は一度死ぬことで、損傷した傷などを回復させる力修復レイズが使えます。
この能力を初めてトキオが使い、汐崎の暴走をなんとか止めることができました。

この章でヤマトモリという組織、世間と超人の関係が描かれています。

アヅマ覚醒&超人Xの謎編 第16話〜

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

トキオの親友、東アヅマ。
余談ですが、前作「東京喰種」のカネキに似ているキャラです(笑)

物語の中でこれまでずっと人間として描かれてきました。

この章で超人として覚醒します。

初めはトキオの超人の能力を覚醒させてしまったことで、距離を置いていましたが、同じ学校にエリィも転校してきており、2人の関係も次第に戻りつつありました。

逆に自分だけが超人になれなかったという劣等感に苛まれているようでもありました、

薬屋の依頼で、懸賞金がついている犯罪者の2人の超人がトキオを狙って拉致します。

その行方をヤマトモリとエリィに任せるしかない自分の無力感に悩みつつ、親友であるトキオの居場所を探索し、危険を承知で乗り込みます。

はぐれ超人の警告も無視し、アヅマは切り絵の超人ウメにバラバラに切断され、殺害されてしまいます。

そのシーンを目撃してしまったトキオは超人の能力を暴走させてしまいます。

ウメとトキオが争い、もう一人の畏怖の超人に悪夢を見せられトキオの暴走は止まります。

その最中アヅマが一度死んだことで、超人として能力を覚醒させることになりました。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

現在その能力がなんなのか明かされていませんが、顔を布で覆い手錠を自らしているような姿で描かれています。

分類としては、変身系と生成系の超人の能力を持つダブルなのではという線で能力のコントロールに努めています。

圧倒的な戦闘力でウメを圧倒するも、自分の能力をコントロールできず、駆けつけたエリィやキーパーにも危害を加えています。

そんな姿になったアヅマはトキオに決闘を申し入れます。

突如始まったトキオとアヅマの超人バトル

戦いはアヅマが圧倒し、トキオは何度も瀕死のダメージを負ってしまい、その度に修復レイズを多用していました。

この能力にも欠点があり、その力を多用していくと・・・
人として領域を超えてしまうようで、トキオはその境界線を超えてしまいます。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

これまで描かれていない完全獣化の姿でアヅマを圧倒します。

この戦いの中で、「超人X」の名の由来とどのような存在なのかが語られます。

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新章 第25話〜

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』
  • トキオ超人覚醒編
  • 白蛇の超人ナリ編
  • シンカー編
  • アヅマ覚醒&超人Xの謎編

という流れが第4巻までの内容となっています。

内容としてもひと段落し、新章に繋がる今後の展開がより楽しみなストーリーがまとまっているわけです。

現在新章に入っており、主要キャラの超人能力の向上を目的に合宿に突入しています。

これまで暗躍している薬屋やチャンドラヒュームなどが本格的に動き始めるようなシーンも多くなっています。

薬屋が被っている仮面にも何か能力と関係してきそうな過去のキャラクターも登場し、籠村家との因縁がアリそうなシーンも。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

そこでフォーカスされているキャラがアヅマです。
新たな謎・・・予見の獣というキーワードも出てきます。

「獣」というキーワードは最大の謎として現在描かれてきているので、そこにフォーカスが当てられる展開が描かれそうですね。

新章は果たして何が描かれていくのか?
超人Xの今後が気になりますね。


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