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[石田スイ新作] 超人Xの世界を徹底解説。24話まで読むべき理由

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「東京喰種トーキョーグール」で一躍有名になった石田スイ先生の新作「超人X」について、超人Xの世界観を紹介しつつ、まだ読んだことのない人に解説していきたいと思います。

超人Xの概要
  • 「東京喰種トーキョーグール」の石田スイ先生の新作
  • 2021年5月にとなりのヤングジャンプで連載を開始
  • 現在単行本は5巻まで発売されています(※2023年1月19日時点)

超人X 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


東京喰種は言わずもがな有名な作品ですが、超人Xも石田スイ先生らしさが色濃い作品です。

しかもこの作品は、なんとアシスタントなしで石田先生1人で描いているようです。
連載開始のタイミングでは、ファンの中でも、話題になり注目を集めている作品です。

なので、連載は不定期ではありますが、1ヶ月に2回ペースが多く、現在最新24話まで連載されています。

タイムリーに、直近の最新話告知後、修正作業があるようで告知後に連載日を遅らせることもあるようです。

ヌイ
ヌイ

兎にも角にも、1人にも関わらず、あのクオリティを月2回ペースの連載をしている方がすごい!

なぜ今読んで欲しいかと言いますと、

最新24話でタイトルにもなっている「超人X」のタイトルの伏線回収とともにストーリーの序章(第1部)が綺麗にまとまっているからです!

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

なので、今後の続きはもちろん気になりますが、話の章が綺麗にまとまっているところまで、読み進めることができるので、タイミング的にはベストではないかと。

気になる謎も多く、今後注目の漫画です。

超人Xは、となりのヤングジャンプから無料で最新話、単行本未収録分が読むことができます!
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ヌイ
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動画でも発信しています。
合わせてどうぞ↓↓↓

超人Xとは?

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

話は、超人が引き起こす飛行機の墜落シーンから始まります。

舞台はヤマト県という架空の日本。(由来からすると奈良県ですかね?)

「超人」が存在する世界観で描かれていきます。

超人とは、その名の通り、人とは違う異能を持った人間のことで、東京喰種の中での「喰種」が「超人」に置き換わっていると言ってもいいかもしれません。

超人は登録制になっており、未登録の超人を取り締まる「ヤマトモリ」という超人組織があります。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

主人公である黒原トキオは親友のアヅマと共に、飛行機墜落事故の現場の事故処理ボランティアの帰りに、因縁のあった不良が超人の能力を手に入れ報復に来ます。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

アヅマが不良にボコボコにされてしまい、対抗するために不良が所持していた超人になる薬の入った注射器をお互いに刺し、トキオは超人として覚醒しました。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

”獣化の超人”として第1話で覚醒します。

ヌイ
ヌイ

その姿は、東京喰種の金木研の姿を彷彿とさせましたね(笑)

その後、超人の能力を得たことで、トキオの生活は激変し、後にヤマトモリに入ることになりました。

超人Xの世界

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

超人Xの世界では、超人は3種類に区分され、 ヤマトモリ(大和守)で管理されています。

所属している超人は、「キーパー(番人)」と呼ばれています。

超人として目覚めたトキオを狙った超人に襲われ、ヤマトモリのキーパーに助けられたことで、ヤマトモリに所属することになりました。

超人の分類としては、以下のように定義されています。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』
  • A級
    →能力研究や社会貢献のために力を使える(ヤマトモリなど)
  • B級
    →やむを得ない場合のみ、力の使用を許可されている(トキオなど)
  • 登録なし
    →力を使うことを禁止されている(無許可で能力を使っている犯罪者など)

未登録の超人の中には懸賞金がかけられている、いわゆる賞金首の犯罪者も存在します。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

個人で犯罪を犯すものと、目的を持った組織的に動いている集団が描かれています。

物語の重要な謎に関わるキャラクターが第一話の飛行機事故を起こした人物が握っているような描かれ方をしています。

トキオが、ヤマトモリに入るまでに描かれるストーリーが第24話までの大まかなストーリー展開になっています。

超人の能力

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

現時点では、その能力についての詳細は謎ですが、
本人の「なりたい姿」になるのではという作中のアヅマの発言もあります。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

つまり、願望が強く影響する能力になるのではないかと予想できます。

トキオとアヅマが超人になるきっかけになったストーリーで、超人になる薬が描かれています。

超人になるメカニズムは解明されているように描かれています。

おそらく、その薬を飲むことで、自分の特徴や能力に依存するような”超人”の能力が得られるのではないでしょうか。

第一話の初めのコマで、


ー「それ」は、病に似ている。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

これは、能力のことを言っていると考えると、超人の能力が個人に依存することはほぼほぼ確定していると言えますね。

ストーリーでは、社会に超人を意図的に増やすために行動している組織が存在し、暗躍しています。
現時点では、この組織が物語の中で、最大の謎として描かれています。

超人Xの世界での超人の能力には、現在3種類のパターンで描かれています。

  • 変身系 →トキオなど
  • 生成系 →乙田エリィ
  • ダブル →変身と生成の能力2つ有する

1-変身系(身体的に異形になる超人)

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

トキオを含め、物語序盤に登場する超人は、自分の体の一部を”異形”にすることができる能力で描かれています。

その中でも、トキオは動物をベースにした“獣化”の超人で、そのモデルは「ハゲタカ」のようです。

姿が異形になり、自分でコントロールできないシーンが印象的に描かれています。

2-生成系(異能力を持つ超人

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

もう一つ分類すると、「モノ」や「自然現象」が扱えるような能力です。
作中では、生成系という分類で描かれています。

第一話で飛行機事故を起こしたキャラクターは「煙」の超人として描かれています。
その飛行機に同乗していた乙田エリイもその事故をきっかけに、同じ能力を発現しています。

他にもヤマトモリの籠村シモンは、刀の能力を持った超人です。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

このように能力は個人特有な性質を持った超人が描かれています。

また、超人の名前に相応しい能力が、もう一つあります。
それが、”修復(レイズ)”と呼ばれているものです。

参照:石田スイ (著)/集英社発行『超人X』

超人の回復方法として描かれていますが、一度”死ぬ”ことで体の欠損などを修復することができる方法です。

これにも訓練が必要なようで、失敗すると本当に死んでしまう大きなリスクがあります。

この方法で一時的に身体的損傷を回復することが可能ですが、その行為、擬似的な死を繰り返してしまうと、どんどん人間的な部分を冒してしまうので、超人性を高める反面、人間性を失わせてしまうリスクがあるようです。

世界観や既出のキャラクターの関係性など、24話までのストーリーを読めば大まかに描かれているので、タイミングとしてはベストです。

まだまだ大きな謎や今後のストーリーが楽しみな作品です。

東京喰種が好きな方には、色々と共通点もありますので、そういった点も踏まえ読んでみると面白いかもしれませんよ。
この辺りをまた別の機会にまとめたいと思っています。

それでは!

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