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【ゴンの秘密に迫る?】冨樫先生がずっと温めてきた暗黒大陸編について考察(HUNTER×HUNTER考察)

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未踏の地とされている暗黒大陸。

HUNTER×HUNTERの謎が集約されていると言っても過言ではない舞台。

これまでゴンのハンターとしての成長ストーリーからの目的でもあった父ジンとの再会がメインで描かれてきました。

そしてまさかの本人の意図していない流れで、再会を果たしてしまいました。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

ジンを見つけることはどんなん任務よりも難しく、キメラアント編でジンの弟子でもあった実力者のプロハンターのカイトでさえ、見つけることが難しかった程です。

あのような形で会長選挙編で再会してしまっただけで終わらせるはずはありません。

現在の展開ではゴンやキルアだけは船に乗船していないので、登場することはありません。
これまで登場したメインキャラクターはほとんど全員が乗船している状況です。

  • 暗黒大陸という最大の謎
  • ハンターハンターの主役

この2つが現在切り離されて描かれており、あくまで王位継承戦をメインに幻影旅団とヒソカの鬼ごっこがストーリーとして進んでいきます。

流石に全く関与しないストーリーが長く続くとは思えません。

だからこそ、現在描かれている王位継承戦で何が決着するのか?
こちらについてはこちらの記事で考察していますので、よろしければ。

冨樫先生がストーリー序盤から描きたかったであろう「暗黒大陸」に迫る今後の展開を深掘りしていきたいと思います。

暗黒大陸に隠された謎

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

暗黒大陸はHUNTER×HUNTERの世界で、人類最大禁忌の絶対不可侵領域とされています。

暗黒大陸に向かうためには、「許可」「手段」「資格」「契約」が必要。

ネテロの息子含め人類が暗黒大陸に上陸した際に、謎の厄災が原因で犠牲者を出し、出戻ってきてしまっている状況です。

その中でも現在存命なのも、ビヨンドのみ。

ネテロもお忍びで2回ほど暗黒大陸に上陸しています。
ネテロが求める強さとは違うことから、ネテロは必要以上に探索はしなかったようですね。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

同行した描かれたキャラクターには今後関係してきそうなメンバー名前も。

ネテロと暗黒大陸に同行したキャラクター
  • ジグ=ゾルディック
  • リンネット=オードブル

ネテロが敗北したキメラアントの王(メルエム)も暗黒大陸出身の生物です。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

しかも現在明かされている生物としての危険度もキメラアント(亜人種タイプ)よりも5大厄災の方が高いとされています。

5大厄災

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

暗黒大陸の未知の厄災として5つの生物が描かれ、今回このいずれかを攻略することがハンター側の目的で暗黒大陸に向かっています。

暗黒大陸の5大厄災
  • ガス生命体アイ
    →欲望の共依存
  • 兵器ブリオン
    →古代遺跡を守る正体不明の球体
  • 双尾の蛇ヘルベル
    →殺意を伝染させる魔物
  • 人飼いの獣パプ
    →快楽と命の等価交換
  • 不死の病ゾバエ病
    →希望を騙る底無しの絶望

現在明かされている厄災は名前くらいしか明かされていません。
今後の暗黒大陸編でのストーリーの中で判明していくのではと思われます。

その中でも、手がかりとしてガス生命体のアイという存在は、キルアの妹のアルカの中に宿る「ナニカ」がそれにあたるとされています。  

ネテロとかつて暗黒大陸に向かった人物もゾルディック家の血縁です。

その際に暗黒大陸から持ち込んだのか、あるいは自身の身に宿したのか?
少なくともこの人物が関係していたという線は濃厚です。

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暗黒大陸の記録を記す本

 参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

暗黒大陸は未知の大陸であるのも関わらず、かつて暗黒大陸に上陸したビヨンド達はあらかじめ目的地を定め、向かっています。

これは、300年以上前から暗黒大陸について記した「新大陸紀行」という書物が存在しているからです。

その中でも「東」と「西」があるようです。

つまり、過去に先駆者がいたということになります。
しかし西側は未だ見つかっていないようです。

見つかっていない理由はジンの発言から、

  1. 単に見つかっていない
  2. 志半ばで挫折
  3. 現在も書いている途中

この3つが示唆されています。

300年以上も前の書物であるにも関わらず、現在も執筆中という事実は信じられませんが、暗黒大陸には究極の長寿食、万病を治す香草などの存在もあるようで、あながち否定もできないようです。

その著者が、ドン=フリークスという人物でジンの口から明らかにされました。

それ以上のことは未だ判明していませんが、フリークスというジンやゴンと同じ名前であることから、血縁関係があることは間違いないでしょう。

HUNTER×HUNTERの世界の常識が、暗黒大陸の登場でますます予想で出来なくなってきました。

復活が絶望的なほどのゴンを一瞬で直してしまう暗黒大陸5大厄災の一つガス生命体アイを宿すアルカ。

物語序盤から謎に包まれていたジンの目的が暗黒大陸であることも徐々に明かされて、ようやく冨樫先生が描きたかった本筋のストーリーが今回の暗黒大陸編なのかもしれません。

ヌイ
ヌイ

(ここまでくるのに休載期間もあり非常に長くなっていますが・・・)

暗黒大陸編の今後の展開

 参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

キメラアント編から会長選挙編と暗黒大陸編に繋がるストーリーから現在新大陸に向かう船の中で王位継承戦が描かれています。

このストーリーの主軸はクラピカと幻影旅団です。

この2つは物語序盤から大きなストーリーとして描かれてきましたが、今回のストーリーで決着すると思っています。

こちらの記事でも詳しくまとめていますが、これから暗黒大陸編を描く上である意味最終章かもしれないストーリーに入っていく上で、クラピカも幻影旅団もキャラクターの背景だったり伏線は回収されつつあります。

今後さらに大きな展開になっていく上で、また同時進行で描かれていくということは考えにくく、これだけ主要キャラが集まっている流れを今後作ることが難しいんじゃないかと。

  • 暗黒大陸での未知を体験したキャラクターが経験と失敗を持ち帰る
  • ゴンやキルア達がプロのハンターとして、「暗黒大陸」の謎を攻略していく本編スタート

少年漫画で主役がストーリーの本筋から置いてけぼりな状況は流石に冨樫先生でもやらないでしょう。

例えば・・・

  • ゴンの念の復活のためには、暗黒大陸の〇〇が必要だとか?
  • ゴンの父は実はジンでなく、現在も暗黒大陸を探索しているドン=フリークスで、まだ父を探す目的は達していないとか?
  • アルカの中のナニカに迫るために、キルアが暗黒大陸に向かうとか?

前作「幽遊白書」でも終盤に主人公の出生の秘密が明かされていますし、少年漫画ではもはや王道。
暗黒大陸に向かう理由は、それぞれ持ち合わせている可能性は高いです。

その中で王位継承戦という新たに大きなストーリーとして描いている目的がとても気になりますが、これまでのキャラクターの伏線は回収されるでしょう。

その上で、クラピカと幻影旅団メンバーの結末を考えると、やはり以前冨樫先生が残している発言で「全員死にます」という言葉。

クラピカvs幻影旅団という構図での戦いが描かれるというのは考えにくく、それは現在ヒソカvs幻影旅団で描いています。

つまり、別の形で決着するという可能性。

それぞれの因縁がある中での決着が自然な気もしますが、あまりに暗い結末しか想像できません。。

すでに迷走しているクラピカが最後にハンターとして、自分の生き方に決着をつけるための王位継承戦

幻影旅団はヒソカと第3勢力の介入で、脱落していくのではないかという展開。

決着も気になりますし、冨樫先生の連載への熱量にも注目。
連載再開後の絵の密度も逆に心配になってしまうくらい高いです(笑)

いずれにしても今回のストーリーから、今後大きな展開が控えていることは間違いありません。
1話1話噛みしめながら、楽しみにしていきたい1読者の感想でした。

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