HUNTER×HUNTERが2022年最後の週刊少年ジャンプ連載をもって週刊連載を終了することに。
これまでどんなことがあれど休載を挟みつつ、今回の400話をもって週刊連載から別の連載形態に移行することをジャンプ編集部が発表しています。
約3年7ヶ月ほどの休載期間から、作者本人のツイッター開設からの執筆報告で当時はかなり盛り上がりを見せていました。
No400…完成。
— 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) November 22, 2022
半デジタル化での作業細分化は
作画外に費やす時間が多すぎて
完全に失敗でした。
模索中。
最後のツイートは今回半デジタル作画でのチャレンジを完全に失敗と発言し、400話までの進捗報告を最後にそれ以降音沙汰がなくなってしまっています。
今回の連載でどこまで進み、冨樫先生の今後についてまとめてみたいと思います。
連載再開後のストーリー
連載再開される際に今後のストーリーを予想していましたが、週刊連載を終了することになったとは言え、展開を締めくくるわけではなく、これから描くであろう大きなストーリの序章という内容でした。
以前の連載最後は幻影旅団によるヒソカ捜索がいよいよ本格的に始まる展開で休載し、今回の序盤の展開でヒソカが登場する展開に。
ヒソカと旅団にフォーカスが当たる展開になっていくと思いきや、エイ=イ一家の暴走によるマフィア間抗争に幻影旅団が手を貸す形で幻影旅団にスポットがあるストーリーがスタート。
そして予想していなかった幻影旅団の過去編に突入。
クロロや他のメンバーが旅団を結成するまでのストーリーが読者の想像をある意味裏切った展開に。
いよいよ幻影旅団にフォーカスが当たり、冨樫先生の発言の「幻影旅団は全員死にます」という展開が近づいてきたのかもしれません。
そして今回の連載最後の400話では再び王位継承戦に話が移っています。
今回も短期集中連載で10話ほど連載されましたが、普通の漫画より圧倒的に1コマの密度と情報量が多かったです。
BW号でのメインストーリーが多すぎて、未だ暗黒大陸編まで辿り着く気配がありません(笑)
冨樫先生の体調
しっかり10話(単行本1冊分)で連載は終了した訳ですが、今回はTwitter開設をしての執筆報告、冨樫義博展の開催なども重なり、今回はもう少し長い連載が続くのでは?と期待していました。
冨樫先生のモチベーションは間違いなく高かったはずですが、それ以上に体調が優れないようです。
腰を悪くしていることは知られていますが、本人の発言からその状態は想像以上に悪いようです。
冨樫義博展開催のメッセージでは、2年ほど椅子にも座れないほど悪化しているようで、うんこをする度にシャワーを浴びないといけないほど、腰を悪くしてしまっているようです。寝ながら執筆活動をしていることは読者の中ではもはや有名な話。
何をするにも常人の3~5倍ほどかかってしまう状況を報告。
そんな状況で今回の連載のクオリティを見てみると、微塵もその状況を感じさせないほど逆に濃密なほど書き込まれていました。
(キメラアント編の休載直前はもはやネームが連載されている時に比べれば・・・)
今回半分デジタル作画を取り入れたようでしたが、なかなか大変だったようで完全に失敗と発言しています。
なんとか効率よく腰に負担のない執筆環境を整えてほしいです。
間違いなく作者本人は書き続ける熱意は読者に伝わっているはずです。
ハンターハンターの今後
400話連載のジャンプ本誌にて今後の連載について編集部から発表がありました。
今後は週刊連載から別の形で連載を続けていく形になると発表。
これまでも休載になる度にこのような発表はありませんでしたが、読者の熱量が伝わっていましたね。
今後も連載は続く意思があることを発表し、HUNTER×HUNTERの完結までサポートしていく姿勢を発表。
発表の中に「完結」というワードが出ていましたが、ストーリーは全く終わりの見えない主人公もしばらく登場する気配もありません(笑)
かつてジャンプ誌で「シャーマンキング」が連載されていたような「俺たちの戦いはこれからだ」的な結末だけは回避してほしいと思う1読者の意見でした。
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