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[祝! HUNTER×HUNTER連載再開] 暗黒大陸編はどこまで描かれるのか?

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最近のジャンプ連載作品は、突如メディア化バブルと言ってもいいほど、過去作品も含め映像化の発表が多数

その中の一つのビッグニュースが、やはりHUNTER×HUNTERの連載再開のニュース。

その発表の少し前に本人か定かではないTwitterのアカウントでネットがざわついていました。

まさかの冨樫義博公式()ですというもので怪しさ満点でしたが、まさかの集英社から公式のアカウントであることが発表されています。

Youtubeで連載再開まで原作のネテロに習い、感謝の正拳突きをアップし続ける強者や毎週のジャンプに「今週のハンターハンターは休載です」を何年見続けたことかという読者も数多いはず。

最近では冨樫先生本人によるTwitterにて執筆の進捗報告や、冨樫義博展が開催されていることなど、冨樫先生の中でもでHUNTER×HUNTER連載再開の追い風が吹いていたと見て取れます。

長らく休載をしていたわけですが、今回の連載再開によって冨樫先生は原作のどこまで描いてくれるのか?

しかもなかなか原作の中でも頭を使うストーリの真っ最中ということで、現在のストーリーをおさらいしつつ、今後のストーリー展開を考察していきたいと思います。

コミックス派の人は、ジャンプ本誌の最新話の内容に触れていますので、ネタバレ注意。

現在のハンターハンターのストーリー

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

これまでの長い休載期間も時折短期集中連載という形で、ジャンプ紙に登場していたハンターハンターですが、キメラ=アント編から地続きに始まった会長選挙編から・・・暗黒大陸編の最も先の読みにくい壮大な章に突入しています。

主人公のゴンの目的でもあった父=ジン・フリークスとの再会を果たし、ハンターの中でも指折りの能力者であるジンが暗黒大陸に向かう物語です。

本作主人公のゴンは念が使用できない状況であり、今回の暗黒大陸編には絡む気配はありません。
新章では主人公はある意味、ジンとクラピカの2人が中心に描かれていくストーリーと言えます。

暗黒大陸が中心となる予定の本ストーリーですが、いまだ暗黒大陸には辿り着いていません

その道中である船の中での様々な主要キャラが乗船しており、

  • カキン王国王位継承戦
  • 幻影旅団によるヒソカ捜索

この2つのストーリーが同時進行で描かれています。

冨樫先生の凄い所は、他の作家では真似できないくらい次が気になるストーリー展開にさせてしまう所です。

王位継承戦などは特に少年誌ではかなり難しい展開や内容だと思いますが、それを成立させてしまっています。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

王位継承戦では、クラピカ視点でストーリが展開されており、一方でクラピカがハンターになった理由でもあるクモ=幻影旅団が同じ船に暗躍しているかなり危うい状況でありながら、別軸で描かれています。

ヌイ
ヌイ

間違いなく、今回はクラピカが主人公ですね(笑)

ジン達、暗黒大陸を目指しているメンバーは新章突入序盤では登場シーンも多く大活躍でしたが、現在は全く登場していません。

2つのストーリーが落ち着くまではしばらくはお預けかと。

王位継承戦

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

現在最も情報量多く展開されているのは王位継承戦
14人いる王候補も絞られてきており、中盤に差し掛かっていると言ってもいいかもしれません。

王位継承戦がクラピカ視点で描かれているのも、意図を感じる点は2つあります。

  • カキン王国第4王子のツェリードニヒは、残りの緋の眼を所持している
  • 同じ船内に因縁の幻影旅団の全メンバーが乗船している

そもそも第4王子に近づくために、結果的に王位継承戦に巻き込まれていったというのがストーリの始まりです。

つまり、いずれ出会うことになる第4王子とのストーリーが最大の山場ではないかと予想しています。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

何よりツェリードニヒは残虐非道でかつ狡猾な王子で、現在「念」能力の開発が船で行われていますが、王候補には一人一人に守護霊獣と呼ばれる念獣が取り憑いています。

本人が念能力者であることは関係なく、自分の能力ではなく儀式によるものであり、王候補の中には念を使えるものとそうでない者がいます。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

第4王子も当初念は使えませんでしたが、現在「念」の習得を継承戦の最中に体得しており、凄まじいスピードで実戦で使えるレベルで体得し、少し先を視る未来視の能力を開花させつつあります。

これまでの作中でほとんど登場していない特質系の能力者です。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

裏ではこちらもクラピカが関わる可能性の高い幻影旅団が暗躍しているので、この2つが同じ時間軸で描かれているのは、冨樫先生がクラピカの伏線を全回収する流れを作っているのでは?という予想もできます。

ただどちらも簡単に終わるような話ではない気がするので、どんな展開になるのか楽しみですね!

幻影旅団の動向

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

同じ船に幻影旅団が乗っているわけですが、元々は団長であるクロロ=ルシルフルとヒソカの天空闘技場での決闘からのヒソカ敗北からの流れで、ヒソカによる幻影旅団メンバー暗殺(コルトピとシャルナークが犠牲)がそもそもの始まりです。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

ヒソカがなぜ船に乗船しているのか目的は定かではありませんが、幻影旅団はその情報を追って船に乗り込んでいるわけです。

逆に言うと、この船に現在の主要キャラがゴンとキルアを除いて乗船しているわけです。

B・W1号乗船主要キャラ
  • クラピカ(14王子の護衛/現在十二支ん)
  • レオリオ(十二支ん)
  • ジン=フリークス(ゴンの父/元十二支ん)
  • パルストン=ヒル(ハンター協会副会長/元十二支ん)
  • 十二支んメンバー
  • ビヨンド=ネテロ(ネテロ会長の息子)
  • カキン王国王子(14人の王子)
  • 幻影旅団
  • ヒソカ

ゴンはキメラアント編でのピトー戦で無茶な念の使い方により力を失い、能力復活に奮闘中?です。
キルアは、妹=アルカと共に世界を探訪中。

これまでこの2人が中心に描かれていたので物語の色がガラリと変わっていますが、それでも面白さは変わっていないことが凄いです。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

船は階層ごとに仕切っているマフィアとその後ろ盾にはそれぞれカキン王国の王子が背後にいます。
最新話ではヒソカ捜索のため、マフィアと手を組みチームに分かれ描かれています。

  • 3層
    仕切り→エイ=イ一家 / ケツモチ→ 第4王子ツェリードニヒ
  • 4層
    仕切り→シュウ=ウ一家 / ケツモチ→ 第3王子チョウライ
  • 5層
    仕切り→シャ=ア一家 / ケツモチ→ 第7王子ルズールス

連載再開後のストーリー展開

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

現在王位継承戦と幻影旅団のヒソカ捜索が大きく描かれているわけですが、おそらく今回も短期集中連載だと予想されます。(単行本1冊分=10話くらい?)

前向きな考察をすると、今回の連載再開をこれまでと比較して大きく違うのは冨樫先生の熱量が高まっているのでは?と言う所です。

冨樫先生は56才で、かなり体力的にも週刊連載は辛いはず。
時折それを伝わるツイートもしています。

これは仕方ないですね。

読者も出版社側もそこを無理強いしていないのがこの作品が愛されている証拠で、中途半端な打ち切り的展開だけにはなっていないんですよね。

参照:冨樫義博(著)/集英社発行『HUNTER×HUNTER』

暗黒大陸編が始まったのは今ではかなり前になりますが、それでも始まった頃はとてもすぐには終わらない序章が描かれていました。

まだその序章すら描かれている気がしませんが・・・(笑)
未完で終わる可能性はあるものの、打ち切りだけはないと思います。

単行本1冊分の連載と考えると、、
幻影旅団とヒソカの戦いが描かれる直前までが集中連載される気がします。

現在幻影旅団側の展開が描かれ始めているものの、ヒソカがいるようなシーンは未だ描かれていません。

ヒソカが果たして乗っているのかすら現在は疑わしいですが、それが明らかになるまでが描かれるのではないかと予想しています。

間違いなく言えるのは、ゴン&キルアはまだまだ登場は先になりそうです。

今回の章でキャラクターのインフレも予想されるので、再登場の時に2人の成長ぶりも楽しみな一つです。

ゴンに関しては、いまだ真っ当に成長したハンターとしては描かれていませんからね。

まだまだ長いストーリー展開が予想されるハンターハンターですが、あまり高望みせず冨樫先生のペースで連載されるストーリーを最大限楽しみに待ちましょう!

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