前話ではバギーの四皇入りの事実(クロスギルド結成)が判明し、ヤマトがお城の上からルフィと元へ向かうシーンで締めくくられたシーンで終わりました。
今回の話で、読者の多くが待ち望んでいたヤマトが仲間になるのかならないのかという事実が描かれるはず。
しっかりそのシーンが描かれた本話ですが、なんともあっさり描かれていましたね。
それでは早速内容を考察していきたいと思います。
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ヤマトの今後
ルフィ達が旅立つと知り、モモの助と錦えもんが急ぎ港へ向かう道すがら、ヤマトも同行するシーンで明かされました。
え、海へ出ぬのか!?とモモの助も驚き、
出ないよ?ルフィ達にももう言ってあるし!!とあっさりとした表情で答えるヤマト。
前話で何かを決意したようなシーンでヤマトが決めたことは、おでんのようにワノ国の漫遊から始めることだと判明。
参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』
僕も世間知らずだ!同じ道を辿っていずれ海へ!!
光月おでんの様に生きるという発言は、本当にそのままの意味でしたね。
完全に見落としていたと言いますか、本当にそこからなのか!と驚きました(笑)
確かにヤマトは軟禁された状態だったのと、ワノ国がカイドウとオロチの支配から解放された国の状況を見ることは大事なので、納得。
個人的には、そのルフィ達とのやりとりを見たいというのが読者の本音だと思いつつ、やっぱりヤマトはワノ国に残留が決まりました。
ワノ国にもまだ謎が残っています。
- 古代兵器”プルトン”の正体
- 水に沈んだかつてのワノ国
- ワノ国開国とズニーシャの関係
- ワノ国守り神と言い伝えられているイヌイヌの実幻獣種「大口真神」の悪魔の実
ワノ国の謎が明かされないことはないので、ワノ国が舞台になるのかは定かではありませんが、近いうちに登場することを期待します。
そんなやりとりを3人でしながら、急ぎ港へ向かいつつ、モモとルフィのこれまでの回想シーンでワノ国編が締めくくられつつあることを感じさせていました。
ワノ国編終幕
緑牛アラマキを追い返すシーンで、カイドウのようなボロブレスを放ったモモは、ここで将軍としての自覚を経て、龍の力をコントロールし始めたように描かれていました。
しかし、ルフィ達の元へ急ぐシーンでは「竜」の姿になりつつ、まだうまく飛べない様に描かれています。
まだまだ未熟な部分が残っているという現れの様に見て取れます。
ワノ国の中でも付き合いの長い、モモと錦えもんだけに別れを告げずに出港しようとするルフィに憤りを隠せない2人。
港に到着したモモは、ルフィに本音をぶつけます。
大人の姿になってはいるものの、中身はやはり子供のままであることが改めて感じられる別れのシーンが描かれました。
今更ですが、モモの子供の姿はもう見られないと思うと、それはそれで寂しい感じがします。
時に泣き、時に喧嘩をし、時に頼ってきたルフィ達に子供のように本音をぶつけるシーンは、これまでの長い旅がかけがえのなかったものだというモモの感情がダイレクトに伝わる感動的な場面。
弟みたいに思ってる!!とルフィのこの発言と麦わら海賊のシンボルの海賊旗を渡されます。
参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』
おれの”仲間”に手ェ出すって事はおれ達にケンカを売るって事だ!!!
魚人島と同様、ワノ国も麦わら海賊団のナワバリになりました。
今では四皇であり、カイドウを打ち倒すほどの実力者のルフィが後ろ盾になることの心強さは絶大。
錦えもん‼︎ヤマト‼︎モモ‼︎
海賊やりたくなったらいつでも迎えに来ると3人を名前でしっかり呼びます。
ルフィは基本名前を覚えない性格なので、この3人を改めて名前で呼ぶ意味が重いことがわかる重要シーン。
ヤマトもこれまで”ヤマ男“呼びだったので、これでしっかり仲間として認めてもらえたのかもしれません。
これまで出航する時は、なんやかんや慌ただしく次の冒険に向かっていた麦わら海賊団ですが、しっかりと別れを告げて出航する場面もなんか珍しく見えました。
ワノ国出航
ローとの海賊同盟もとうとう解除され、キッドを含めた3船団はワノ国を出航していくことになります。
この3人は最後まで張り合い横並びの描かれ方でした。
ルフィ、ローは航海士の指示で、安全な「白舞」から出港しようとしていましたが、キッドに挑発をされ、滝を登ってきたルートをそのまま船で飛び降りるようなシーンで締めくくられました。
懸賞金でも30億ベリーと横並び。
ルフィはカイドウを一人で、ビッグマムをローとキッドの共闘で倒したことの差と、政府側のニカを危険視している部分で、ルフィだけが四皇入りしたと考えています。
この成長した3人がまた横並びで描かれる気がしてなりません。
誰と戦うのか?
考察していくと興味深いテーマです。
ワノ国の長い戦いの終わり
国民にオロチ、カイドウとの長い戦いを語り部から聞かされるシーンが続き、
まるで真の”明王”のごとく疾風怒涛の大暴れ‼︎
参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』
「龍王カイドウ」も”妖怪”大花魁もこれに敵わず、空を切り裂く断末魔‼︎
それぞれの特徴を表す言葉が飛び交い、戦いのシーンが語られていき、20年のワノ国の長い戦いが、日和の最後の一言で締めくくられました。
これにてワノ国編は終幕。
内容通りタイトルでした!
第一幕、第二幕、第三幕とワンピースの中でも最長のストーリーとして描かれてきました。
最後にこれからワノ国を背負っていくもの達が集合。
次週には果たして何が描かれるんでしょう。
全く触れられていない黒ひげの動向が気になります。
ルフィ達の向かう先
気になるポイントは幾つかありました。
タイミングが被って出航することになった海賊達は、記録がたまった方角の3つの島にそれぞれ決まりました。
祭りの最中、カイドウとビッグマムを打ち倒し、その後ルフィ達の懸賞金や新四皇のニュースを知ることになります。
休載明けに、ワノ国の外の情勢が次々と明かされました。
麦わら一味には見過ごせないニュースばかりでした。
- サボ、コブラ王暗殺
- ビビ失踪
これについて全く触れられていないんですよね。
しかし、バギー&クロコダイル&ミホークの結成したクロスギルドには触れられている。
それ以前に起きた事件であれば、新聞が届いていることから、ルフィはともかくロビンやナミ達は知ろうとするはず。
考えられる可能性は、
カイドウ、ビッグマムが打ち倒された後に起きた事件であり、その出来事がCP0からの報せがニュースになる。
時系列順に起きたであろう事件を振り返ると、
- 世界会議後マリージョアでくま奪還の為、藤虎&緑牛と激突
↓ 「アラバスタに関する事件」はその後に起きている - バギー「クロスギルド」結成
↓ 王下七武海撤廃の後にすぐ結成されたと仮定 - ルフィ達「ワノ国」で起きた一連の事件
↓CP0からワノ国内で起きた事件が海軍側に知らされる - 「新四皇」とワノ国で「カイドウビッグマム敗北」のニュース
↓ ルフィ、ロー、キッドの懸賞金と新四皇の情報が速報として世界中に - ここまでワノ国内でも情報が入ってきている
サボとアラバスタ王国の事件については、この後に起きたと考えてみますが、、
サボのコブラ王暗殺は、少なくともカイドウがルフィに打ち倒される前という描写が既にあるので、可能性は低いです。
そもそもアラバスタ王国の事件はワノ国中盤で描かれていますし、おそらくどちらも世界会議直後のマリージョアで起きています。
サボ、革命軍幹部と藤虎、緑牛が争ったという事実もあり、サボが起こした事件はワノ国の戦いの最中で起きていることは確定。
その後に緑牛がワノ国に来ていますからね。
四皇の件もですが、この事件の方が世界的に話題になっているはず。
しかし、その件には一切触れられず、、、
四皇のニュースは知れて、それらを知らないとはどう考えてもあり得ないと思います。
つまり知っていると考えてみると、ルフィのこの一言が気になります。
戦いの後、ワノ国で滞在していた訳ですが、急に今日出港することを決めたと発言して、偶然にもロー、キッドとタイミングが被ってしまったように描かれていました。
急に出港する理由は、アラバスタに関する事件を知ったからではないでしょうか。
いずれにしても、次の航路が決まってみないと分からないですね。
決まった航路に進むのか?戻るのか?
知っていれば、そのまま冒険を続けるはずないですからね!
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