今回のストーリーのポイントは、
- 麦わら一味のワノ国編後の懸賞金発表
- CROSS GUILD(クロスギルド)設立の真相と3人の懸賞金額
- 革命軍の”現在“
1057話までで一旦ワノ国編は締めくくられ、1058話から麦わら一味の大きな冒険が描かれるまでの外海の情勢などが次々と明らかになった回でした。
未だ気になる事件の真相の全容は明らかになっていませんが、これまでで一番長編として描かれたワノ国編後のストーリーからの懸賞金アップ回や情勢の整理の話は、今回がおそらく最後なんじゃないかと。
早速本編を考察していきたいと思います。
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麦わら大船団の”大幹部”の懸賞金発表
ワノ国でキッド、ローの海賊達と行先を、それぞれ決めた次なる目的地に向かうシーンからスタート。
1057話考察にて疑問に感じていた外海の情勢とワノ国の事件の時系列。
おそらくワノ国事件よりも前に起きていたであろう、特にアラバスタの事件に一切触れられていませんでした。
うーん、、ここが喉に小骨が刺さっている感じは今回もスッキリしませんでした。
ヤマトが仲間にならない件と同様に、戦いの後の数日間でワノ国ですでに真相を知ったからなのかとしか思えません。
ルフィの無茶振りからの出航で、ルフィがナミに激怒されている中、ロビンが麦わら一味の手配書と新聞を受け取っています。
今回はおそらく、あと1回あるかどうかの懸賞金アップ回です!
ドレスローザ編後から世界的には麦わら大船団として認知されているので、一味は”大幹部”と称されています。
それぞれの気になる懸賞金額は、
- ルフィ(四皇/大船長)
15億→30億 - ゾロ(剣豪)
3億2000万→11億1100万 - ジンベエ(操舵手)
4億3800万→11億 - サンジ(コック)
3億3000万→10億3200万 - ロビン(考古学者)
1億3000万→9億3000万 - ウソップ(狙撃手)
2億→5億 - フランキー(船大工)
9400万→3億9400万 - ブルック(音楽家)
8300万→3億8300万 - ナミ(航海士)
6600万→3億6600万 - チョッパー(船医/ペット)
100→1000
一味の懸賞金は合わせて、およそ88億ベリーです。
だいぶ規模も大きくなりましたね。
そしてまさかのジンベエの懸賞金はサンジよりも上でした。
ゾロとサンジは両翼と呼ばれていたので、少し意外。
もうここまでくると、チョッパーの懸賞金は誰かしらの意志を感じますね。
ゾロの懸賞金が少し気になりますが、コミックス修正部分かもしれませんね(笑)
(誤)11億1100ベリー→(正)11億1100万ベリーとかに。
ジンベエよりは上にしておきたいという意味で、少しアップさせたとも考えられるかもですが。
今回クロスギルドを結成した元王下七武海3人の懸賞金も明かされ、懸賞金額の序列も大きく変化していましたね。
※すでに公式Twitterで訂正されていましたね。
【訂正】
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) August 28, 2022
本日発売の週刊少年ジャンプ39号
に掲載されている1058話で表記に誤りがありました。
p55、2コマ目
誤)11億1100
正)11億1100万
混乱を招き大変申し訳ありません。
お詫びして訂正いたします。
CROSS GUILD(クロスギルド)の設立の真相と3人の懸賞金額
クロスギルド結成が世界政府から特に危険視されたことで、バギーは四皇入りしていました。
その結成に至るまでの経緯がとうとう明かされました。
拠点は「新世界」カライバリ島。
七武海撤廃後の海軍から追われる立場になった元王下七武海のミホークは、これまでの拠点を移そうと動いていました。
そんな中クロコダイルから接触があり、ミホークの立場を察していたかのようなタイミングで、クロスギルドをミホークと2人で作らないかと誘っています。
かつてのミホークは”海兵狩り”と呼ばれていたよう。
まさかのゾロの”海賊狩り”とかぶっているネーミング。
元々はクロコダイルが社長となり、ミホークを誘いクロスギルドを結成しようと動いていました。
このシーンだけで、色々と考察させられるワードが散りばめられていますね。
そんな中、バギーがなぜトップになってしまったのか?
理由も明かされていますが、なんともバギーらしい理由でしたね。
さすがはバギー。
経緯を簡単に説明すると、
- 王下七武海撤廃後に海軍に取り囲まれる
↓ - その軍艦をクロコダイルが沈める
↓ - 理由は頂上決戦からインペルダウンを共に脱獄したよしみで、クロコダイルからお金を借りていたよう(それはそれですごい)
↓ - 海軍に囲まれていたタイミングでクロコダイルが取立てに
↓ - 金がないバギーは、クロコダイルの新会社(クロスギルド)の立ち上げに無償で協力
↓ - 世界中に配られたクロスギルドのビラはまるでバギーがクロコダイル&ミホークを従えているようなデザイン(バギーの部下が良かれとした配慮が思わぬ方向に・・・)
↓ - 海軍も真に受け、バギーは四皇入り
新拠点でバギーがトップであることに納得のいかない2人に詰められ、まさに命で償わせる間際なシーンが描かれます。
間抜けでおバカなキャラでありながら、持ち前の悪運を持っているバギーはここでも本領を発揮しています。
世界会議後の革命軍の流れから、海兵を狩るクロスギルドを世界政府はかなり危険視しているようで、七武海剥奪後の3人の懸賞金はそれを物語っている金額でした。
- クロコダイル(元王下七武海)→19億6500万ベリー
- ミホーク(世界最強の剣士)→35億9000万ベリー
- バギー(四皇/元王下七武海)→31億8900万ベリー
バギーとミホークはまさかのカイドウを倒したルフィよりも懸賞金は上でした。
ここでミホークの剣技はシャンクスより勝ると思われており、世界最強の剣士としての評価は伊達ではないですね。
バギーもこれまでのキャリア・・・ロジャー海賊団出身、シャンクスと同期、インペルダウン脱獄の首謀者、七武海入り、クロスギルド結成と経歴と悪運だけで、四皇に相応しい懸賞金額になりました。
懸賞金だけで言えば四皇入りしたルフィよりミホークとバギーの方が高いです。
現時点で明かされている現役海賊の懸賞金の序列は、
- シャンクス→40億4890万
- ミホーク→35億9000万
- バギー→31億8900万
- ルフィ→30億(同列でキッド&ロー)
- 黒ひげ→22億4760万
- クロコダイル→19億6500万
という並びに。
黒ひげもおそらく懸賞金が上がる事件を、世界会議後に起こしている可能性は高いですが、いずれにしてもミホークよりは下になる気がします。
そうなると懸賞金の序列と四皇入りしているルフィか黒ひげの懸賞金は5番目になります。
ルフィと同額となる線もありますが。
これまでの懸賞金額の序列と四皇の関係性が崩れることが、どのようにストーリーに影響してくるのかが今後の見どころですね。
そう考えると、その関係性を崩した「世界最強の剣士」の称号も気になる所。
海軍に敵対するクロスギルドメンバーという側面が懸賞金額に影響している可能性もありますね。
革命軍の現在
そして今一番世界を賑わせている革命軍の現在が描かれます。
サボ死亡説が革命軍でも拭えない中、ようやく情報がカマバッカ王国に拠点を移したドラゴン、イワンコフ達に伝わりました。
サボと行動を共にしていた幹部達もカマバッカ王国に。
しかし、サボ本人の姿はそこにありませんでした。
マリージョアでくま奪還の為、藤虎&緑牛と争っていたシーンで幹部達も描かれていました。
サボがコブラ王を暗殺したとされる事件は、幹部達と別れた後で起こした事件だと判明。
サボが生きていることに喜んでいる革命軍が描かれますが、ドラゴンだけが険しい表情。
すでに報道されている情報の通り、コブラ王を殺していたのなら、理由はどうあれ許さないと厳しい発言。
これはコブラ王が元世界貴族(天竜人)の出身であれど、悪政を強いている王ではないということを知っているからこそですよね。
海軍も今や”炎帝”と称されるサボの動向を追う中、カマバッカ王国にサボから連絡が入ったところで話は締めくくられました。
次の話でサボとアラバスタに関する事件の真相が描かれそうですね。
アラバスタ王国に関する事件は、サボは濡れ衣でその罪を被っている(あるいは被らされた)という考察をしています。
幹部達と別行動をしている所も気になりますね。
外海の情勢も徐々に明らかになってきました。
残るは、黒ひげの動向と王下七武海撤廃後に海軍に追われているハンコックと九蛇の現在。
この辺りが明かされて初めて大きな事件として、ルフィ達麦わら海賊団の次の旅が描かれる気がしてなりません!
次週が待ち遠しいですね・・・!
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