ワンピース考察

【ワノ国編後の情勢】現四皇が鍵を握る展開を考察

ワンピース考察

ワノ編後からしばらく経ち、共闘していたキッド・ローの海賊団もそれぞれワンピース争奪戦に向けてそれぞれの航路に進み始めました。

ワノ編最終話1057話「終幕」から最新1079話まで、エッグヘッドの出来事をメインにそれぞれのメインキャラクターの現在を描きながら最終章に向かって話が進んでいます。

それぞれの航路の行先は1079話時点で、

  • 麦わら海賊団→未来島「エッグヘッド」上陸
    →近海には五老星+黄猿+海軍の主戦力→エッグヘッド脱出?
  • キッド海賊団→ウォーランド「エルバフ」到達
    →シャンクスに敗れ、キッド海賊団壊滅状態
  • ハートの海賊団→とある海域にて黒ひげ海賊団に待ち伏せに合い、戦闘
    →決着の結果は現時点では不明。エッグヘッド近海にて黒ひげの船到着

最終章というべき展開で、スケールが一つ一つ大きいです。

ワノ国編後から22話ほど進み、展開はかなり早いスピードで進んでいますが、そんな最新1079話までのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を考察していきたいと思います。


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ワノ国後の情勢

ワンピース史上最長のストーリーのワノ編が終幕し、現在は最終章に突入。

その後は、シャンクスや革命軍などこれまで大きく描かれてはこなかった重要な存在のキャラクター達が毎話登場して、怒涛の展開を見せています。

麦わら一味は未来島エッグヘッドへ

麦わら一味は、エッグヘッドにて世界最高の頭脳の科学者ベガパンク達と出会い、空白の100年の歴史を研究していることが、世界政府にリークされ、命を狙われています。

果たして、エッグヘッドから脱出できたのか?

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

前日譚まではしっかりと描かれていましたが、気になる場面でモノローグですでに終わったことのようにまとめられていました。

ベガパンクの命を狙っていたCP0との共闘は予想外でしたが、もう少しその後の展開を楽しみにしていたのですが、もう描かれることはなさそうですね。

近海には海軍の戦争並みの戦力をそろえていた軍勢から、どのように脱出したのかが気になる所。

ハートの海賊団は黒ひげ海賊団と遭遇

ロー達、ハートの海賊団は黒ひげ海賊団に待ち伏せされており、とある海域での戦闘が描かれています。

黒ひげはワノ国から出国し、歴史の本文を持っている海賊団を狙っていたようで、運悪くローの海賊団が遭遇。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

主力メンバーが全員能力者狩りによる能力奪取で、「悪魔の実の能力者」になっていました。

そしてロー率いるハートの海賊団は、2番手すら描かれていない海賊団ではありましたが、海上での戦い方を有利に運び善戦していたように見えます。

女ヶ島「アマゾンリリー」に現れた際に判明した現在の黒ひげの懸賞金は、現役海賊の中では2位の39億9600万ベリー。

しかし、どう考えても正面衝突で敵う戦力ではないので、現在エッグヘッドに到着している黒ひげの船の影は、ハートの海賊団が敗北した結果という線も考えられます。(航路としては少し違和感がありますが)

ローというキャラクターは、これまで長く麦わら一味と行動を共にしており、名前にDを持ち、能力が物語に大きく関わっている可能性が高い「オペオペの実」の能力者です。

このまま退場してしまうのか?
はたまた能力を黒ひげサイドに奪われてしまったのか?

コビーと黒ひげとローが関わっているロッキーポート事件の真相も謎のままです。

いずれにしても、ハートの海賊団にとってはマイナスな状況になっているはず。

キッド海賊団はエルバフに到着後、早々に壊滅

キッド海賊団は、巨人の島ウォーランド「エルバフ」に到達。

3船長のうち、同じ最悪の世代と呼ばれ始めた時から、3並びで描かれている船長の中で、最も深掘りされていないキャラです。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

ワノ国編後の最後の「火の傷の男」がキッドの過去に繋がる因縁のある話に繋がっていくと予想していましたが、その隙もなく早々に絶望的な状況を迎えてしまっています。

エルバフの航路を進んでいたわけですが、すでに島には四皇「赤髪海賊団」が上陸していました。

上陸前に好戦的なキッドの行動から、戦いと呼べるシーンはシャンクスのこれまで未知数な戦闘力のお披露目と共に1シーンのみ描かれました。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

かつてゴールドロジャーと白ひげの戦闘シーンで描かれたロジャーの剣技「神避」を見せたシャンクスの一撃にキッドとキラーを2人瞬殺。

そして巨人の剣技で船を両断。
圧倒的戦力差を見せつけられ、戦いと呼ぶにはあまりにも早い決着を見せました。

かつて赤髪海賊団との戦闘で、片腕を失った戦いはシャンクスとの直接戦闘ではなく、おそらく副船長のベッグとの戦闘で負った傷だったかのように描かれています。

シャンクスとの実力差は歴然で完膚なきまでに敗北でした。

海に沈みゆく海賊船と共にこのまま退場してしまうとは考えにくいですが、今後のワンピース争奪戦には脱落というのが濃厚だと思います。

赤髪海賊団がロードポーネグリフを揃えられているかは不明ですが、ワノ国のポーネグリフはシャンクス達の手に渡りました。

今後の展開は新四皇の動向に委ねられた

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

ワノ国編後で、頭角を現した3船団の海賊のうち、ローとキッドは現四皇との直接対決で敗北という描かれ方をしています。(ローに関してはまだ結果は分かりませんが)

現時点で海賊の勢力図は大きく変わり、すでに実力共に四皇の勢力しか残っていないことになります。

麦わら海賊団は、おそらくエッグヘッドを脱出し、ベガパンクトを引き連れエルバフに向かうのでは?と考えていましたが、もはや次の展開が予想できません。。

エッグヘッドでのストーリーは謎を深めテイクばかりで、何一つワンピースの根幹に関わる事実は明かされていません。(さらに大きな情報を投下した感じ)

現四皇の麦わら海賊団、赤髪海賊団、黒ひげ海賊団はそれぞれワンピースを狙うことを目的にしています。

その中で、異色なバギー率いるクロスギルドの目的が全て明らかにされていません。

海軍に懸賞金をかけ、元七武海のミホークとクロコダイルを幹部に据えた戦力としては申し分ない組織ですが、海賊と呼ぶには少し目的が違う気がします。

そのお披露目から未だ動向が描かれていない点も気になります。

空白の100年の歴史をめぐり、世界政府と衝突

やはり「空白の100年」周辺の事件で、
ベガパンクを救出した麦わら海賊団は、エルバフに「オハラの遺産」が残されていることが判明したことから、舞台はエルバフに移っていくことは濃厚ですが、今後革命軍が交わりそうですよね。

少しずつ輪郭が見えてきた「くまの真実」と「ボニーの正体」は未だ謎のままです。

一連の流れから、世界政府&海軍の勢力と革命軍は間違いなく衝突します。

この戦いで、麦わら大船団の活躍が見られるのかもしれません。

すでに世界を巻き込むほどの大きな戦いは、世界政府と海軍を巻き込んだこれまでの勢力を覆すような事実が明らかになるタイミングしか考えられません。

空白の100年とワンピースの関係性次第で、地続きで描かれるのか?
別軸で描かれるのか?

ワンピースの世界を揺るがす展開に、麦わら海賊団は大きく関わることになることは間違いありません。

ワンピース争奪戦は、「赤髪海賊団」と「黒ひげ海賊団」が先陣を切る可能性が高い?

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

そして「ワンピース」を狙い、

黒ひげはローから
シャンクスはキッドから

「ラフテル」到達を目指す為の”歴史の本文ポーネグリフ”を奪取したと仮定すると、一足早く「赤髪海賊団」と「黒ひげ海賊団」が衝突する可能性が高いのではないでしょうか。

シャンクスとティーチは因縁もありますし。

最終的には麦わら海賊団と黒ひげ海賊団の戦いが描かれるとは思いますが、シャンクスの目的と黒ひげの目的が先に明らかになる展開になると想像しただけでもゾクゾクします!

ワンピース史上指折りの展開になることは必至なので、純粋にこの展開を期待しています。

第3勢力としてのクロスギルドの目的とは?

クロコダイルがいることで、何となく「古代兵器」絡みのストーリーで、クロスギルドが勢力図を変えるなんてことが起きたら、物語は絡みに絡みそうで、面白そうです。

プルトン、ポセイドンは既に所在は明らかになっていますし、最後のウラヌスの存在は政府(あるいはイム様)が握っているようなシーンが描かれています。

物語をどう進めていくのかも本当に楽しみですが、、
どう考えていけば、物語を奥深く描けるのかの方が不思議でなりません。

残り少ないとは思えないような展開ですが、ワンピースの最終章をこれからも追っていきたいと思います。

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