ワンピース考察

海賊王候補の3人[それぞれが目指す海賊王]

ワンピース考察

ワンピースの海賊の中で最も偉大な存在である「海賊王」

海賊王はルフィが海に出た目標の一つです。

果たして物語の最後に描かれるであろう海賊王には誰がなるのか?
気になるポイントの一つです。

最終章直前で海賊王に最も近いキャラクターについてお話ししていきたいと思います。

ワノ国カイドウ最終決戦収録の103巻

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ヌイ
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こちらの記事をベースに動画でも発信しています。
合わせてどうぞ↓↓↓

最悪の世代

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

最有力な候補としては最悪の世代が挙げられます。

なぜ候補に上がるのかと言いますと、やはりこの一言。
ホールケーキアイランド終盤のシーンで、世界経済新聞社社長のモルガンズの発言に、


近々「最悪の世代」と呼ばれる者達の中から・・・「海賊王」が誕生すると!!!

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

このように発言しています。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

数々の伏線を散りばめているワンピースの物語の中でも、印象的に描かれてきていますので見逃せないシーンです。

最悪の世代とはルフィ率いる麦わらの一味含め、シャボンディ諸島にそれぞれの海から同じタイミングで訪れた億ごえ海賊の11人の超新星を言います。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

それぞれ当時の懸賞金は、

  • ルフィ3億ベリー
  • ゾロ 1億2000万ベリー
  • トラファルガー・ロー 2億ベリー
  • ユースタス・キャプテン・キッド 3億1500万ベリー
  • キラー 1億6200万ベリー
  • カポネ・ギャング・ベッジ 1億3800万ベリー
  • バジル・ホーキンス 2億4900万ベリー
  • クラッチメン・アプー 1億9800万ベリー
  • ジュエリー・ボニー 1億4000万ベリー
  • X・ドレーク 2億2200万ベリー
  • ウルージ 1億800万ベリー

のちに黒ひげティーチも最悪の世代と呼ばれるようになりました。
ワノ国でのカイドウ戦で、大きく懸賞金が動き物語も最終章に突入します。

最悪の世代の中でもさらに海賊王候補のキャラクターが絞られてきました。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

カイドウ・ビッグマムの2人が打ち倒され、新たに四皇に加わったルフィは最有力です。

しかし懸賞金ではキッド、ローと横並びの30億ベリーでしたね。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』
ヌイ
ヌイ

この並びには、やはり意味があると考えちゃいますよね!

そして一足早く四皇になっている黒ひげが次の候補として考えられます。
能力やキャラクターとしても、2人は対比的に描かれています。

海賊王の椅子を狙う大きな決戦で、黒ひげ海賊団vs麦わら海賊団の構図として描かれた場合、この2人のどちらかになる確率は当然高いですよね。

この描かれ方の場合は少年漫画ですし、間違いなくルフィになるはずです。
と言ってしまいますと、身も蓋もありませんが少し見方を変えてお話ししていきたいと思います。

とはいえ最悪の世代の中で、最有力な2人はルフィと黒ひげに絞られたと考えています。
しかし最悪の世代ではありませんが、まだ忘れてはいけないキャラクターが1人いるんです。

新四皇

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

最悪の世代よりも海賊のポジションとして、「力」と「地位」どちらも上回るのが四皇です。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

ワノ国最終決戦でカイドウ、ビッグマムの2人に代わって、ルフィとバギーが四皇入りしました。

新四皇の中で、最悪の世代でもあるルフィと黒ひげが最有力なキャラクターではありますが、黒ひげと同様、バギーもルフィと因縁深いキャラクターです。

敵対することもあれば、共闘する関係で描かれてきました。

ヌイ
ヌイ

これはドラゴンボールで言うと「ベジータ」的な位置付けですね。(実力はさておき)

四皇入りの中でも、ルフィや黒ひげと違った形で世界政府に危険視されています。
持ち前の悪運海賊として経歴だけで、敵味方ともにうまく利用して成り上がってきました。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

四皇入りする前には王下七武海入りを果たしており、どちらかというと政府側の海賊でした。

黒ひげも名を上げるために、王下七武海に属していた時期もありました。
黒ひげが所属していた王下七武海の並びが個人的に一番カッコ良かったですね!

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

バギーは世界会議レヴェリー王下七武海制が撤廃された後に、実力では間違いなく格上であるミホークやハンコックを差し置いて、四皇入りしています。

新四皇それぞれの道のりは、

  • ルフィ
    →現四皇カイドウを打ち倒し、四皇入り
  • バギー
    →王下七武海制撤廃後、何かしら政府に危険視され、四皇入り
  • 黒ひげ
    →エースを打ち倒し、王下七武海に入り。インペルダウン侵入後、マリンフォードで白ひげからゴロゴロの実を奪い、四皇入り
  • シャンクス
    →現時点では不明

バギーも海賊としての「地位」を着実にあげてきているので、3人目の海賊王候補のキャラクターとして可能性はあるのではないでしょうか?

最新話追記

最新1056話でとうとうバギーの四皇入りの理由が判明

やはりバギーだけは独自のルートで海賊の地位を上げてきていますね。

ネタバレを含みますので、ジャンプ本誌を読んでから見ることをオススメします。
単行本派の方はご注意ください。

3人が目指す海賊王

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

最終的に海賊王候補に絞られるキャラクターは、ルフィ、黒ひげ、バギーが固いと考えています。

四皇の中でも最も懸賞金も高いシャンクスは、海賊王を目指していないんじゃないかと予想しています。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』
参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

物語のはじめから描かれているキャラクターでありながら、25年以上も続く物語の中で判明している事実があまりに少ない重要キャラクターです。

シャンクスについて判明している事実は、

  • ルフィの命の恩人(海賊を目指したきっかけの人物)
  • 四皇の海賊
  • 元海賊王の見習い船員
  • 世界政府側との繋がりがある

五老星との繋がりもあり、生粋の海賊ではなく何かしら目的を成すために「海賊」になったと推察しています。

オリジナル2
オリジナル2

こちらも今後まとめていきたいテーマですね

先にあげた3人はそれぞれ海賊王を目指しています。

ルフィにとっての海賊王とは作中での発言である通り、

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』


この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

それぞれのこれまでの行動を振り返ってみます。

モンキー・D・ルフィ

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

ルフィのこれまでの戦いを振り返ってみると、「解放」と「自由」が常にキーワードとして挙げられる戦いが数多く描かれています。

ルフィの特徴
  • ゴムゴムの実の能力者(ヒトヒトの実 幻獣種「ニカ」と判明)
  • 海賊王ロジャーの麦わら帽子をシャンクスから預かっている
  • ビッグマム海賊団の3将星カタクリを打ち倒し、「五番目の海の皇帝」と呼ばれる
  • ワノ国でカイドウを打ち倒し、「四皇」入り
参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

左からアーロン編やアラバスタ編、空島編、エニエスロビー編、ドレスローザ編など、どの戦いも仲間の為という大前提がありつつ、結果的に町や国を救っています。

ニカとはワンピース上での空想の神様で「解放の戦士」とも呼ばれているようです

ワノ国編の戦いで、百獣海賊団の飛び六砲フーズ・フーの発言から、


太古の昔に・・・奴隷達がいつか自分達を救ってくれると信じた伝説の戦士だそうだ!!

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

フーズ・フーは、元CPサイファーポールで世界政府側の人間です。
当時フーズフーら政府が護送していた「ゴムゴムの実」をシャンクスが強奪されてしまったことで、その立場を追われました。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

ゴムゴムの実の正体が、伝説の悪魔の実と呼ばれているヒトヒトの実 幻獣種太陽の神「ニカ」ということが判明し、ますます謎が深まりました。

ますますこれまでのルフィの行動を裏付けるような新事実でしたね。
後の2人はこれまでの行動から見ると、ルフィよりも海賊らしい海賊です。

黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

黒ひげは海賊のイメージぴったりなキャラクターです。

黒ひげの特徴
  • 白ひげ海賊団の元船員
  • 「ヤミヤミの実」と「ゴロゴロの実」の2つの悪魔の実の能力者
  • シャンクスの左目に傷をつける
  • エースとの一騎打ち後、「王下七武海」入り
  • 頂上決戦後、インペルダウン脱獄囚(LEVEL6)、看守長シリュウを率いて「四皇」入り

黒ひげのモデルは実在したエドワード・ティーチという海賊がモデルになっています。

参照:Wikipedia

「力」を追い求める印象が強い海賊です。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

自分が欲しい悪魔の実(ヤミヤミの実)に出会う確率が高いことを理由に、白ひげ海賊団に入ったり、その実を奪う為に自分の隊長を殺してまで奪っています。

自分の目的のためなら、残忍な行為も厭わずストイックに行動する「海賊」でありながら、クロコダイルやドフラミンゴのようにシンプルに憎めないある意味「ダークヒーロー」的なキャラクターです。

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

自分が名を上げる為に、エースを一騎打ちで打ち倒し、海軍へ引き渡したりと、自分の力を誇示するシーンや略奪という海賊らしい印象が強いキャラクターです。

幼少期からすでに「目的」があることは明らかで、黒ひげの最終的な目的は判明していませんが、最終章で明らかになる日は近いと思います。

悪魔の実の能力を2つ有していることなど、黒ひげにもまだまだ明かされていない伏線が多くありますね。

キャプテン・バギー

参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』

バギーは、黒ひげとは違う方向性で海賊らしいキャラクターです。

バギーの特徴
  • バラバラの実」の能力者
  • シャンクスと同期で元海賊王の見習い船員
  • 頂上決戦後、海賊派遣組織「バギーズデリバリー」を立ち上げ、王下七武海入り
  • 世界会議後、王下七武海制度撤廃後、四皇入り

一言で言うと、狡猾さが際立つキャラクターでしょうか。
ずる賢く漁夫の利で成り上がってきている海賊です。

自分の欲に正直で、美味しいところを持っていくようなイメージもありますよね。

これまでも、ずる賢くうまく世渡りしてきた結果、四皇入りまで果たしています。

ここまでくるとシャンクスと同様に、物語のはじめから描かれてきた「バギー」の役割も最終章で間違いなく描かれることは確定しているのではないでしょうか。

バギーのこれまでの行動を振り返ってみると、

  • 麦わらの一味(当時はゾロとナミのみ)との初めての敵としての海賊団として登場
  • ローグタウン(海賊王が処刑された町)で、ルフィを処刑しようと画策(失敗し、海軍に捕まる)
  • インペルダウンでルフィと共闘し、脱獄後、頂上戦争で実力者の脱獄囚と共に「バギーズデリバリー」を結成し、王下七武海入り
  • 王下七武海制撤廃後、世界政府に危険視され、四皇入り

まとめ

海賊王に最も近い人物として、

  • ルフィ→自由と解放
  • 黒ひげ→力と権力
  • バギー→欲と名声

この辺りが、それぞれが海賊王を目指すキーワードになっているのではないかと思います。

こうして紐解いていくと、ストーリーとして綺麗に終わるためには「誰」が相応しいのか、想像しやすくないでしょうか?

海賊王には誰がなるのか?

個人的に、ワンピースの正体の次に気になっているテーマです。
色々と先を予想していくと、より今後が楽しみですね。

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