最終章直前を迎えるワンピース。
続々とこれまでの伏線が回収されていますね!
連載開始から25年、1ヶ月の長期休載に入りましたね。
今回は10人目の仲間濃厚と話題になっているヤマトの今後について予想していきたいと思います。
私も仲間になって欲しいという1人ではありますが、、、
ヤマトのキャラクターの特徴と合わせて、今回は残留が濃厚というテーマでお話しして行きたいと思います。
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ヤマト
ヤマトはワノ国で登場したキャラクターです。
あのカイドウの息子として登場しました。
- カイドウの息子(娘)
- イヌイヌの実 幻獣種「大口真神」
- 覇王色の持ち主
- 光月おでんと名乗り、幼少期から憧れている
幼少期におでんの日誌を読み、とても感激したようで見た目は完全に女性ですが、
自分を「光月おでん」と名乗り、男性のように振る舞っています。
「光月おでんは男だから、僕は男になった」
というのが本人の理由のようです(笑)
生まれて一度もワノ国から出たことがなく、カイドウに爆弾付きの手錠をかけられ、ワノ国に軟禁状態で過ごしてきました。
幼少期にすでに覇王色の資質を見せており、カイドウから将来を有望視されていました。
ただ戦闘時には覇王色を使っているシーンはなく、覇王色を纏った打撃(バリバリという黒い雷のような効果)を繰り出す描写はされていたので、「覇王色」を使用できると考えていいでしょう。
決戦前にはカイドウから「お前は将来のワノ国の将軍になれ」と言われていました。
軟禁状態にされていた時代に、カイドウが海に出ていたタイミングで、エースがカイドウを倒しにワノ国へ来ました。
エースはカイドウには会えず、ヤマトと戦うことになります。
そこで、エースと互角に戦った実力を見せ、長い戦いの末、なぜか酒を酌み交わすほど仲良くなりました。
そこで外の海のことや弟(ルフィ)の話を聞き、外の世界への憧れが芽生えました。
その後、エースは海軍との頂上決戦で、赤犬に倒され、ヤマトはその訃報を後から知ることになります。
カイドウ・ビッグマム戦では、ルフィ達の味方として奮戦し、最終決戦では大きな龍となったモモの助と鬼ヶ島の墜落を阻止しようと動いていました。
ルフィがカイドウを打ち倒し、モモが焔雲で鬼ヶ島も無事着地させ、カイドウ戦は決着がつきました。
早速、ヤマトが麦わら一味の仲間にはなれない理由をお話ししていきたいと思います。
仲間になれないとは言いましたが、これからお話しする理由が解決できれば、後から合流ということや、ヤマト自身が船長として自分で海に出るという可能性もあります。
ワノ国において役割が残っているという理由がストーリーでは重要だと思うので、そう考えています。
「キミ達の船に乗せて貰う」と麦わらの一味に宣言
カイドウ戦を終え、続々と集まる麦わら一味の中に突然現れ、いきなり船に乗せてもらうと宣言します。
細かくいうと物語の中で、ヤマトは一度も
「仲間」になるという言い方はしてないんですよね。
あくまで、
参照:尾田 栄一郎 (著)/集英社 発行『ONE PIECE』
「ルフィと一緒に海へ出る」「キミ達の船に乗せてもらう」
という言い回しをしています。
その一言に、サンジ、ブルックは大喜び。
見た目が女性なので、この2人は当然の反応ですね。
(しかし、ヤマトはあくまで心は男性として描かれています)
ジンベエは、ルフィ(船長)の口から聞かないことにはと、現時点では「納得できない」との一言。
仁義に熱いジンベエならではの発言。
その後、ルフィとゾロが目覚めるまでの間、ヤマトは願掛けとしてワノ国で言い伝えられている慣わしで、
「断食」と「風呂に入らない」ことをずっと続けており、ジンベイからその行動から「いいやつじゃのう」とだいぶ気に入られたようです。
ますます、仲間になるという外堀は埋まりつつありますね。
ここまでの流れを整理すると、
- ルフィとカイドウ戦を共闘
↓ - モモの助をしのぶと共に助けながら行動
↓ - ルフィがカイドウに一時敗北した時に、カイドウと一騎打ちをして足止め
↓ - モモの助と鬼ヶ島の墜落を阻止する為、奮戦
という一連の流れがあり、カイドウの息子という立ち位置であるものの、共闘関係で戦ってきた戦友の立ち位置と
- 「外海」への憧れ
- エースの弟「ルフィ」との出会い
- 自らの麦わらの一味の船に乗せてもらうと宣言。
仲間になる流れとして、お膳立てはバッチリです。
しかし、ヤマトは麦わらの一味には入らないと考えています。
その理由を早速解説していきたいと思います!
仲間になれない3つの理由
ヤマトが麦わら一味に入らない理由は、大きく3つあると考えています。
ストーリーの展開としては、「仲間」になる流れは濃厚ですが、3つの理由となっているポイントが、これまでのワンピースの伏線において、無視できない大きな謎と繋がっている気がしてなりません。
少なくとも、ワノ国編直後に仲間になることは限りなく少ない確率だと思います。
その理由をお話ししていきたいと思います。
1.ヤマトが食べた悪魔の実
ヤマトが仲間にならない理由の一つ目として、ヤマトが食べた悪魔の実が挙げられます。
ヤマトが食べた悪魔の実は、
「イヌイヌの実 幻獣種モデル大口真神」という悪魔の実です。
大口真神とは、日本狼(ニホンオオカミ)のことで、神格化された伝説上の狼です。
史実ベースでは「万葉集」にも記載があり、その歴史はとても古いです。
元々の起源は、大和国(現・奈良県)にある飛鳥の真神原の老狼が大勢の人間を食べてきた為、恐怖の対象として恐れられていたことが始まりのようです。
名前である「ヤマト」もこの辺りに由来していそうですね。
大口真神は人語を理解し善人を守護、悪人を罰するものとして信仰されてきました。
厄除け、特に火難や盗難から守る力が強いとされています。
ヤマトにはカイドウが放つ「熱息」と同様の技「無侍氷牙」という技があります。
カイドウは火に対して、ヤマトは氷です。
こちらも対照的に描かれていました。
この辺りも、火難に強いとされる大口真神の特徴から考えられているのかもしれませんね。
ワンピースは本当に奥深い・・・!
聖獣として崇拝され、ワンピースではワノ国の守り神として扱われています。
どうやらその悪魔の実をカイドウは苦労して入手したようで、そもそもヤマトに与えるつもりはなかったようです。
守り神といえば、思い出すのは「アラバスタ」編です 。
4千年の歴史を持つアラバスタの守護神として、「ジャッカル」「ファルコン」の石像がありました。
- イヌイヌの実「ジャッカル」を食べたチャカ
- トリトリの実「ファルコン」を食べたペル
この能力も代々受け継がれてきた一族がネフェルタリ一族と推測もできます。
悪魔の実については未だ謎が多くありますが、エース亡き後のメラメラの実しかり、何かしらの伝達手段や出現法則があるのは明らかです。
そして、動物系悪魔の実には”意志”が宿るということが明らかにされています。
つまりワノ国の守り神と称される大口真神を宿すイヌイヌの実「大口真神」も、ワノ国で代々受け継がれており、ヤマトの前任者はワノ国の守護者のような人物だったのではないかと予想できます。
この「守り神」という役割が、いまだ「開国」をしていないワノ国には必要で、ヤマトが留まる理由の一つと考えられます。
2.ワノ国にはまだ秘密がある
カイドウを倒した今でも、ワノ国に来た理由や20年拠点にしている理由も全て明らかにされていません。
カイドウ自身、ここが「ワノ国だからだ」という発言をしています。
つまり、ナワバリにする理由がそのワノ国にしかない「何か」なのは明らかです。
この辺りは歴史の本文やワンピースに関わる「何か」である可能性は高いですね。
カイドウ戦との中でルフィが悪魔の実を覚醒させ、ズニーシャがワノ国に現れるきっかけにつながります。
ズニーシャと会話できるのはモモだけです。
ルフィも声を感じ取ることはできるようですが、意思疎通まではできないようです。
カイドウ撃破後、モモはワノ国は「まだ開国しない」とズニーシャに伝えました。
その後、五老星の会話の中でズニーシャが離れたことで、「ワノ国の開国はまだない」と断言していたシーンがあります。
このワノ国の「まだ明かされていない秘密」と「開国」はかなり関係性が強いようです。
秘密として一番有力な理由は、古代兵器の存在があげられます。
ワノ国には古代兵器「プルトン」が実在することが明らかにもなりました。
ロビンがアラバスタにあったポーネグリフに「プルトン」の在処が記されていたという、光月スキヤキ(おでんの父)とのやり取りの中で明らかになりました。
現状「プルトン」がどのような兵器なのかまでは明かされていません。
「魚人島」編でも、戦いの後に国王とロビンのやりとりの中で、「ポセイドン」の正体が判明した流れを見ると、休載明けに明かされる可能性は高いですね。
そもそも歴史の本文を書き残した一族が光月一族ということもありますから、ワノ国編での伏線回収はまだまだ多いような気がしますね。
カイドウが20年以上もワノ国に居座っていた理由は古代兵器「プルトン」が目的だったのかもしれません。
カイドウは古代兵器も探していましたからね。
3.ワノ国はまだ開国しないから
最後の理由ですが、それはモモがズニーシャに伝えた「まだ開国をしない」という発言です。
開国とズニーシャが関係していることは五老星の発言で明らかになりましたが、モモがなぜまだ開国をしない理由については明らかになっていません。
予想としては、これまでのカイドウ戦での
- 自分の力不足と不甲斐なさを自覚
- ワノ国の将軍として国民を守り、導く存在として、「未熟」という判断
この辺りの理由がが有力ではないかと考えています。
おでんが最後に遺した言葉「ワノ国を開国せよ」という理由も未だ明かされていないので、なぜワノ国が開国をするべきなのか、それ自体がまだモモにも分かっていない状態での開国が危険という判断からかもしれません。
おでんはこの先ジョイボーイを迎えるためには、ワノ国は開国している必要があると考えていました。
カイドウ戦で身体的には大人になったモモの助ですが、精神年齢は全く変わっていません。
この辺りも鎖国状態のワノ国で大きな成長を経て、「開国」するという流れが自然かもしれません。
そんな中カイドウ戦での戦績としては、最終的に鬼ヶ島の墜落を阻止したのはモモの助でしたが、百獣海賊団、ビッグマムなど主力陣を倒したのは、ほとんど海賊である麦わら海賊団、キッド・ローの一味でした。
カイドウを討ち果たすという目的は達成できたものの、自分達は道半ばでリタイヤしていってしまいました。
赤鞘九人男もカイドウに一矢報いるも同盟を組んでいなかったら、今回の目的は果たせていませんでした。
つまりワノ国開国後、外敵からの戦力としての「力不足」は否めません。
実際に開国のタイミングを狙って海軍は大軍を率いて、外海で待ち構えていましたからね。
とても麦わら一味やキッド・ロー、ヤマトの協力なしで、海軍からの攻撃を防ぐことはできないのではないでしょうか。
そんな中、やはりワノ国の守護神としてのヤマトに白羽の矢が立つ可能性は高いです。
それがルフィから「お前とモモでワノ国を守ってくれ」と言われるのか。
モモから「一緒にワノ国を守ってくれぬか」と言われるのか。
自分は海に出たいという思いはあれど、おでんに憧れていることもあります。
自分を「光月おでん」とずっと名乗っていたくらいです。
少なくとも、ワノ国が開国するまでは、、、などと説得される可能性が高いです。
百獣海賊団の残党のまとめ役にもなりそうですしね。
結果ワノ国の守護者として「残留」が濃厚ではないかと結論に行きつきました。
あくまで、予想なんですが。
※休載明け追記
最新1057話で、とうとうワノ国編の終わりと共にヤマトの今後が明らかになりました。
詳しくは最新話考察と合わせてまとめていますので、よろしければどうぞ!
※ネタバレを含みますので、ジャンプ本誌を読んでから見ることをオススメします。
単行本派の方はご注意ください。
まとめ
最終章目前で、続々と新事実がワノ国で明らかになってきました。
そんな中でヤマトが仲間になるのかならないのかについては、何とも言えませんが、
現時点で開国しない状態で最終章に突入となると、間違いなくワノ国に再びスポットが当たるストーリーがあると思います。
そこでの共闘はまたあるんじゃないかとも思いますし、はたまたワノ国での使命を果たし、麦わらの一味に後から合流ということもあるかもしれません。
まだまだ目が離せないワンピース。
より今後の展開を楽しめるような内容、未だ明かされていないストーリーや気になるテーマについて発信していきたいと思います。
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